疑惑の判定

亀田兄弟の試合は大衆芸能の興行として見てきたが、
さすがに世界戦になるとそうも割り切れない。
今日の判定には驚いたし、後味が悪かった。
あえて言えば、ちゃんと負けた方がよかった。

とはいえ、本当のチャンピオンになれるかどうかはこれからにかかっている。
あまり期待はできないが、瓢箪から駒、ということもあるし。

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…と書いた後に、こんな記事を見つけた。
判定結果に周囲は戸惑い=WBAは父にプレゼント−ボクシング世界戦時事通信Yahoo!ニュース )

試合後の記者会見場には世界ボクシング協会WBA)の立会人が足を運び、亀田のトレーナーを務める父親の史郎さんに「WBAのメンドーサ会長から特別のチャンピオンベルトを贈ります」と報道陣の前でプレゼントを手渡した。亀田の家族愛、父親と3兄弟の努力は素晴らしい。だが、中立であるべき世界の統括団体が事前にこのような準備をしていたこと自体、見識を疑われても仕方ない。

WBAも亀田一家の興行の片棒をかつぐ訳か…。