第2ステージ

上りゴールで早くも有力選手が前に。この段階でピエポリを先頭集団で見るとは思わなかった。
ディルーカかレベリンかと思っていたら、何とリッコがゴール前に伸びて優勝。

リッコの調子はつかみかねていたが、どうやら好調。今年のジロがいよいよ楽しみになってきた。

バルベルデ勝利

シュレック兄弟の攻撃を凌いだバルベルデとレベリンのスプリント対決。
上りのスプリングはバルベルデの土俵。
ピークではない、と自ら言っていたバルベルデだが、ここは底力か。
一昨年に続いて2回目のLBL制覇。


シュレック兄はまたも苦杯を喫した。
クネゴは勝負所を見いだせなかったか、予想外の惨敗。
僕の予想も大外れ。。。

いよいよ

いよいよ、春のクラシックもリエージュ・バストーニュ・リエージュを迎える。
ジロを前にして出場メンバーもかなり豪華。
ということで予想。


本命:クネゴ
対抗:シュレック
穴:リッコ、キルシェン、エバンス
大穴:ヘーシンク、ベッティーニ


クネゴが大本命。
アムステル・ゴールド・レースで優勝、フレーシュ・ワロンヌでも3位。照準はリエージュに合わせているのだから、強さ・モチベーションとも抜きんでている。


対抗はやはりシュレックか。
今回はサストレやフォイクトもアシスト。CSCの鬼のふるい落としが見られるか。


ジロで活躍する選手はリエージュでも活躍する、ということを信じると、期待を込めてリッコも挙げておきたい。ただ、ケガからの復帰なので、調子がどうか分からない。
フレーシュ・ワロンヌ1、2位のキルシェン、エバンスも外せない。
エバンスはアシストのポポヴィッチの働き次第か。ゴールスプリントになると苦しい。ただ、表彰台には上がるのではないか。安定感は抜群。クネゴとはツール・ド・フランスの(ちょっと早いが)前哨戦でもある。


大穴はラボバンクの若手ヘーシンク。メンショフフレイレデッケルを差し置いてエース・ゼッケンをつけて走る。どんな走りをするか楽しみ。
そしてベッティーニ。肋骨骨折からの復帰で、おそらくジロへの前哨戦だろう。
しかし、最後のリエージュ。ゴールスプリントまで残れば…。


バルベルデ、レベリンはあえて外した。
バルベルデツール・ド・フランス、オリンピック、世界選手権狙いで、ここにはピークを持ってきていない。上りのゴールスプリントの強さはナンバー1かもしれないが、そこまで残れないような気がする。
レベリンはどうも冴えない。調子を落としているのか。残念だ。

優勝予想。

ベタに優勝予想をしてみよう。


本命:レベリン
対抗:フランク・シュレック
穴:フレイレバルベルデ
大穴:シューマッハ


やはり、レベリン、シューマッハの2枚を持っているゲロスシュタイナーが強いのではないだろうか。
昨年と違ってシューマッハがマークされるだろう。
その分、他のチームは苦労するし、レベリンは戦いやすくなるだろう。

対抗はチーム力を買ってCSCシュレック兄にした。シュレック弟、コロブネフ、ソレンセン…というラインナップ。スプリントに強いライバルを振り落とせなければ苦しいか。


穴はフレイレバルベルデ。最後まで先頭集団で脚が残っていればスプリントに勝ち抜ける二人。

シューマッハは大穴とした。今年こそレベリンのアシストだろう。去年の展開の再来…ということはあるだろうか。


優勝予想には挙げなかったが、デッケルに注目。
オランダ人として、ラボバンクのメンバーとして、ボーヘルトの後継者になれるか。
優勝には決め手を欠く印象だが、表彰台は十分狙える。
他にはクネゴ、リッコ。
そして、スキル・シマノの土井!完走してほしい。

クネゴが優勝!

残り1kmを切って9人の先頭集団からシュレックがアタック。
唯一ついて行ったクネゴがスプリントで抜き去って優勝。
バルベルデは3位。以下、レベリン、デッケルという順位。


クネゴを優勝予想に挙げなかったのを恥じる。
昨シーズン終わりのジロ・デ・ロンバルディアに続くクラシックでの勝利。
一皮むけたか。