2006-07-20 今年のツールがおもしろいのは… ツール・ド・フランス2006 確かにバッソ、ウルリッヒが抜けたのは大きい。 バッソが出ていればジロ・デ・イタリアのように圧勝だったかもしれない。 それでも今日のランディスの走りや、第15ステージで大逃げのペレイロの マイヨ・ジョーヌというのは、バッソやウルリッヒの不在のせいではないだろう。 やはりランス・アームストロングの引退が一番大きい。 去年まではランスの率いるディスカバリー・チャネル(USポスタル)が レースをコントロールしていた。 今年はそれがなくなって、重しが取れたように抑えられていた力が解き放たれたような感じがする。 アナーキーなツール・ド・フランスになった。 それがこのおもしろさを生んでいるのだと思う。