ツール・ド・フランス第17ステージ
最初の上りでランディスがアタック。賭に出た。勝負師だ。
ランディスが先頭集団3人に入って、ライバルたちの集団と5分差。
上りはあと3つ。逃げ続けることができるか。あと約75km。
ランディスと後続集団との差は9分。現時点では8分差をひっくり返して
ランディスが暫定マイヨ・ジョーヌ。
しかし勝負は最後のジュ・プレーヌ峠。
2000年には逃げたパンターニが大ブレーキ、
意地になって追ったアームストロングがハンガー・ノック、
2位につけていたエラスがゴール前の下りで落車、
というまるでチキチキマシン猛レース並み(ちょっと違うか?)の波乱。
ジュ・プレーヌ峠に入ってサストレがアタック。
しかしランディスとの差は詰まらない。
まさかの大逆転??あと17km。
死闘が続く。ランディス、あと15km。
ランディスがジュ・プレーヌの頂上を通過。
サストレは5分15秒遅れ。
タイムトライアルでの差を考えると、ランディスがサストレをややリードか。
ランディスとサストレの下りの速さはどうか。
ランディスがゴール。
サストレとのタイム差は?
サストレがゴール。5分42秒遅れ。
下りはランディスの方が速かった。
ペレイロがゴール。
総合ではペレイロ、12秒差でサストレ、さらに18秒遅れてランディス。
タイムトライアルの力を考えると、ランディス、サストレ、ペレイロの順か。
しかしタイムトライアルで波乱がないとは言えない。
唖然とするような展開。
ランディスの奇跡的な走り。
あさってのタイムトライアルが待ち遠しい。