ジロ・デ・イタリア第13ステージ

山を上って下ってゴールというステージ。
上りでバッソがアタック。ついていけたのはピエポリただ一人。
本来ピエポリがアシストするはずのシモーニは遅れ、
下りが早いサボルデッリはさらに遅れる。


バッソは下りが苦手でしかも雨で滑るコースということで、
ピエポリからは遅れたが2位でゴール。
ライバルに差をつけた。サボルデッリが5分30秒、シモーニが8分、
クネゴは9分差。
明日も上って下ってのゴール。
しかも下りが45kmと長い。
残りの山岳3つは山頂ゴールなので、サボルデッリは最後のチャンスだろう。


それにしてもここまでのバッソは強い。このまま最後まで行けば、
インデュラインやアームストロング並みか。


去年の総合3位、山岳ジャージのルハノが寒さで動けなくなって上りでリタイア。
しかもチームカーが近くにおらず、自走で下っていってその途中で落車したとか。
コロンビア人にはこの寒さはこたえたのか。
オーストラリア人のマキュアンがスタート前にリタイアしたのは結果として大正解だった。

ルハノのリタイアでこれからの山岳ステージの楽しみが一つ減った。
後はシモーニの一発を期待。