モバイルな医者の道具 - PDA

僕は在宅医を目指している。
だから、いつでもどこでもそれなりの仕事ができる、というのが大事だ。
そこで、モバイルな医者の装備、というのを考えている。


PDAはやはり必要らしい。
これまでシグマリオン(初代)とAXIMを使ったことはあるが、
いかんせんどちらもかさばったり重かったりで、仕事で使いこなせていたとは言えない。
それに、多少工夫はしたものの、アプリケーションが使いづらかった。


そこで今回、PDAを使いこなすことに本格的に取り組むことにした。
まず、機種はiPAQrx1950にした。iPAQの中ではスペックは劣るものの小さくて軽い。
このくらいでないとポケットに入れて持ち運べない。
(人気のW-ZERO3はこの理由で断念)
簡単な調べ物をするために、UpToDateをインストールする。
そのために2GBのSDカードを購入。
次はWeb環境。
すべてオフラインで済ますことはやはり無理。
検索の必要はあるし、スケジュール管理もGoogle Calendarを使っていたりする。
そこでAIR EDGEのSDカードを購入。


週末にはこれらが届くので、その後はアプリケーションをどうするかを考えることになる。
特に大事なのはブラウザとエディタ。
シグマリオンAXIMではこれがネックになっていた。
PCではFirefox秀丸エディタを使っていて特に不満はない。
Firefoxはもちろん、秀丸エディタも、バージョンアップは無料で、
10年ぐらい前に一度支払ったきりだから、実質はフリーウェア。


フリーウェアを使うことに僕はこだわりがあるのだが、
PocketPC用にはなかなかよいものがない。
今回は思い切って久しぶりにシェアウェアを使ってみようか、と思っている。
ブラウザはNetFront、エディタはPocket WZがよさげだが、両方使うと、1万円かかる。
この出費は腰が引ける。
大事なのはコストパフォーマンスなので、出費に見合った活用ができるかどうかだが、
今のところ分からない。
もうしばらく悩むことになりそうだ。