大衆演劇としての亀田一家

亀田興毅はボクシング界の新庄になれるか(大西 宏のマーケティング・エッセンス)

僕は亀田兄弟、というより亀田一家が好きだ。


亀田一家は大衆演劇の類として楽しめばいい、と僕は思っている。
コスプレあり、歌*1あり、その上おみやげまであって至れり尽くせり。
僕も見に行きたい。


亀田興毅のキャラは

品のなさ、マナーや口の悪さといったキャラクター性では亀田興毅が俄然上回っています

というよりむしろ、悪ぶっているが本物の悪ではなくて、実は好青年、
というものだろう。
それが表情の端々に出て、けっこう可愛い。
辰吉より好感度が高いとすればそのあたりではないか。
そういうキャラを楽しめばいいのであり、
ボクシングは大衆演劇の殺陣のようなものと思えばいい。


ボクシングを見たければ長谷川穂積の試合がいい。
僕もそちらは居住まいを正して緊張して見るが、
亀田一家はビールでも飲みながらリラックスして見たい。


ただ、これがいつまで続くかは分からない。
本当に厳しい相手と当たったときにどうなるか。
そして負けた後どうなるか。
ボクサーとしての亀田兄弟を見るのはそれからだ。

*1:ただし、大毅の歌は下手すぎ。もっと練習してほしい。