メンショフ動じず

サストレ、サンチェスのアタックにメンショフ動じず。
エバンスは脱落。
これでメンショフのマイヨ・オロはほぼ確定。


今日のステージということで言えば、
エウスカルテルの見事なチームプレーでのサンチェスの優勝。
山頂ゴールらしい盛り上がりだった。

今日もピエポリか?

第10ステージは昨日より厳しい山頂ゴール。
ピエポリは昨日以上に今日に照準しているはずだ。
ピエポリが登坂力を発揮するとして誰がついていけるかが見物。
それによって総合争いが動く。
ピレネーなので、エウスカルテルのサンチェスとアントンに期待したい。

サンチェス渾身の走り

ピエポリが先頭で引っ張ったが、最後はゴールスプリントでメンショフ
何度も遅れながらもカムバックし、最後もスプリントして3位に入ったサンチェス。
疲れ切って自転車から降りられない。
期待通りの素晴らしいステージだった。
メンショフが強さを見せたが、差は変わらず。
このまま行くか、風向きが変わるか。

早くもクライマックス

昨日のタイムトライアルに続いて、今日明日と山頂ゴール。
前半の、というより今年のブエルタ全体のクライマックスだ。


昨日のタイムトライアルで分かったのはメンショフの好調さ。
エフェムキンも健闘し、マイヨ・オロをキープ。ダークホースか。
エバンスが意外に遅れたがやはりツールがピークだったか。
サストレ、ペレイロサミュエル・サンチェスは遅れすぎか。
メンショフに対する挽回が難しくなるかもしれない。
ピエポリは今日明日のステージ優勝狙いで、タイムトライアルは力を抜いたか。
クネゴも大きく遅れたが、ステージ狙いか不調かは微妙。

という訳で今日はピエポリに期待。
エフェムキンやメンショフに対して、サストレたちがどう闘うかにも注目。

ピエポリ優勝

ピエポリがしっかり優勝。
最後まで二人で走り優勝を譲ったメンショフはマイヨ・オロを獲得。
サストレは一歩後退。
ペレイロは残念ながらリタイア。


この調子で行くとメンショフが行きそうだが…。
とはいえ何が起こるか分からない。

注目したい選手

マイヨ・オロ(総合優勝)を争う選手以外にも、有力選手は揃っている。
ベッティーニボーネンフレイレペタッキツァベル、レベリン、シューマッハなどなど。
ただし、むしろ世界選手権に照準を合わせていそうな選手が多い。
その中ではペタッキ(世界戦のコースは不向き?)が平坦ステージで活躍しそうだ。
ジロで見せた新しい、たくましいペタッキブエルタでも見れるだろうか。
そしてピエポリに注目したい。ジロと同じ走りは期待できないかもしれないが、
山岳でのアタックを見たい。
活躍を期待するチームは、エウスカルテルと、これがグランツール最後(!)となるディスカバリー

今日からブエルタ

ツール・ド・フランス途中にけがで入院したと思ったら、その日にヴィノクロフ
翌日にラスムッセンがドーピング問題で離脱。
入院中で中継が見れなくてむしろよかった、という気持ちになるほど、
味の悪いツールだった。


さて、今日からブエルタ。ここにもドーピングが影を落としていて、
去年の表彰台の3人が不出場で、本命不在の混戦。
エバンス、クネゴは出場するが、ピークをブエルタに合わせてはいないだろう。
優勝候補はやはりスペインの選手、サストレやサミュエル・サンチェスあたりを挙げるべきか。
ペレイロがどの程度走るかも見物。
と有力選手をピックアップしても小粒な感じは否めない。
とはいえ前半からの山岳ステージなど、ブエルタはレースとして見所は多い。
ドーピング・スキャンダルが起きなければよいのだが(と毎度思わなければならないのは辛い)。